占い師の戯話@HARURAY

スピリチュアル☆タロティスト HARURAYからのメッセージ

【通勤電車は、戦場に戦士たちを運ぶ】

とある朝、
久しぶりに通勤電車に乗り込み、
新宿経由で吉祥寺に向かう。

立春前の真冬の風が吹く日、
電車の中ではコートを着た人たちで
ひしめいている。

黒色・紺色・茶色の防寒具で
鎧のように身を固め、
みな口を一文字に結び固く閉じる。

これから向かう先は
都心のオフィスと言う名の戦場。
生き抜くために仕事で戦う。

この大勢の人たちは
どこで何と戦うのだろう?

果てしなく終わりが見えない戦い。
気力も体力も尽き果ててしまいそう。

みな一様に疲れが顔ににじみ、
生気が乏しいではないか。

ふと私は自分の姿を見る。
ピンク色のロングコート、
京都のメーカーの紫色のバッグ。

頭の中はとりとめもない思考。
この日に会う予定の人たちの
顔を思い浮かべてみる。

そして、
電車内の集団からは
どうしようもなく浮き上がっている。

ああ、
いったい私はここで何をしているのか?
まるで異星人になったような気分(笑)

だがしかし、
同じ星に住む同じ人間には変わりない。

私たちは、この先に
どこに行こうとしているのか?

さて、
あなたは今、どこに向かっている
のだろう?


♡私の着ていたコートはこんなピンク♡

f:id:byHARU:20170129111456j:plain

 ♡無料壁紙のページから美しい薔薇の写真♡