人はなぜ迷うのでしょう？
おそらく、その時点では
まだ選択の余地があるからでしょうね。
「もう、これを選ぶしかない！」と
いう状況に追い詰められたとき以外には
目の前にあるいくつかの選択肢を前に
思い悩むことになります。
たとえば、ハムレットの有名なセリフ、
“To be, or not to be ： that is the question.”
この場面では、生きるべきか死ぬべきか、
独白のなかで堂々巡りをしながらも
自分の意志で選択ができる状況にあります。
考えてみれば、
「悩む」って、ものすごく贅沢な行為ですね～。
だって、悩んだ後には、どうするのか
自分の意志で決められるのですよ！
だから、どんどん悩んでみたらいいかと（笑）
占いの現場では、お客さまにお悩みがあるとき、
２つのパターンがあることに気づきました。
「選択を他人に委ねているとき」
「選択肢が複数あるとき」
前者は、自分で選べないと思っています。
「だって、〇〇がこう言うんです」
「でも、彼が誘ってくるから」とおっしゃいます。
ですが、ほとんどの場合には主導権を自分の手に
取り戻せる状況なので、そこをお伝えします。
「では、あなたはどうしたいのですか？」
「ご自分で決められるのではありませんか？」と。
後者は、自分で選ぼうと思っているけれど
いったいどれにしたらいいかわからない。
そのような場合には、こう質問します。
「選択をするときに、なにが最も重要ですか？」
「それを選んだ場合には、どうなると思いますか？」
「他にももっとよい選択肢はないですか？」
「このような選択肢もありますよ！」
たいていは、ハッという表情を浮かべて
ご自分で考えをまとめてくださいます。
すると、「あ、じゃあ、こうします！」って
パッと明るく華やいだ笑顔を見せ
悩みが悩みでなくなる瞬間を迎えます。
占い師として、タロットカードなどを出す間もなく、
鑑定終了になることも。
ああ、私の立場っていったい（涙）
って思わなくもないのですが。
お客さまの笑顔を見させていただくのが
私にとっても幸せなひとときです💛
本来は、ご自分で決めることができるのだけれど
一時的に頭が混乱しているので
占い師にご相談しにきているだけなのですね。
だから、基本的には、ご本人さまがご自身で
選択できるようにご質問をさせていただきます。
たいていの場合には、頭で考え過ぎていて
物事の核心的な部分に気づく直感が鈍っているようです。
あるいは、頭と心が切り離されているので
「自分のキモチ」がわからなくなっています。
誰かに話を聞いてもらうだけでも、
物事が解決に向かうことが多いでしょうね。
「他に聞いてもらう人がいない」とおっしゃる方も
いますが、そんなことありません。
他ならぬ、ご自分がいるではないですか？
紙に書いてみればいいのです。
一人二役、一人芝居をしてみればいいのです。
ご自分でご自分に尋ねてみてください。
きっと答えが見つかります！
またもや、前置きが長くなり過ぎていますが
「サイン」について、続き。
では、あなたの身に置き換えてみてください！
目の前にたくさんの選択肢があり過ぎるとき
もしくは、二者択一を迫られているとき
さて、あなたなら、どうしますか？
なにかを選ばなければいけない
どうにかしなければいけない
そんな切羽詰まった状況のとき
誰かに相談しますか？
それとも・・・
そこで「サイン」を探してみましょう！
続く。
★個人的には、
あまり選択には迷わないタイプ。
たくさんの選択肢から、
自由に選べるほうが
自分の意思が反映されるので、
楽しいですね。
一度だけ「もう、これを選ぶしかない！」と
いう状況になったときには、
選択の自由がない
ことに諦めがつくまで時間がかかりました☆
♡サインシリーズ①~⑤♡
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